【完全ガイド】初めてのスーツの選び方|購入前に知っておきたい基本と予算

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スーツってどう選べばいいの?
変な着こなしで職場から浮きたくない…
そもそも予算ってどれくらい必要なの?

はじめてのスーツ選び、何から手をつければいいか迷いますよね。

私も最初は、何も知らずにスーツ売り場へ突撃し、店員に勧められるまま購入。

袖も裾もサイズの合わないスーツを購入してしまったことがあります。

この記事では、あの頃の自分に教えてやりたかった知識を全部まとめました。

この記事を読めば、間違いのない最初の1着を自信を持って選べるようになります。

そして何より、職場で「浮く」心配なく、きちんとした印象を与えられるビジネスパーソンとしてのスタートを切れます。

スーツには多様なスタイルや正解があります。ただ、この記事では「初めての1着で失敗しない」点だけにフォーカスし、最もオーソドックスな選択肢に絞ってお伝えします。まずは基本を押さえて、自分らしいスタイルは2着目以降で広げていきましょう。

この記事を書いている人

くまを

元アパレル店員 → 現役商社営業マン

神戸出身・40代の専門商社営業。元アパレル店員。革靴が好きで、今までに100足以上を購入してきました。予算に限りのあるビジネスマンに等身大の情報を発信しています。

くまを

目次

スーツを買う前に知っておくべき3つの基本

予算はスーツ2着+小物一式で10万円が目安

最初に一番気になる予算の話から。

後述するようにスーツは2着のローテーションが前提なので、小物も含めた一式の予算感を表にまとめました。

アイテム目安金額備考
スーツ × 2着¥60,000〜1着¥30,000前後から
シャツ × 3枚¥10,000〜洗い替え用に複数枚
革靴 × 2足¥20,000〜ローテーション前提
ネクタイ × 2本¥5,000〜まずは無地を
ベルト¥3,000〜黒・革製
¥10,000〜黒ブリーフケース
合計約10万円〜

「思ったより高い」と感じるかもしれません。

でも、毎日身に着けるものであり、第一印象を左右する仕事道具でもあります。

最初にきちんとした一式を揃えてしまうのが、結果的にはコスパが良いです。

購入先はスーツ専門店が安心

初めての1着は、スーツ専門店(SUIT SELECTやORIHICA、洋服の青山、スーツのAOKIなど)で買うのがおすすめです。

理由はシンプルで、採寸とサイズ提案ができる専門スタッフがいるからです。

イオンやユニクロにもスーツはありますが、常駐のスーツ専門スタッフがいない場合がほとんど。

後述するサイジングの重要性を考えると、最初の1着だけはプロの目を借りるのが確実です。

▶ 購入先の選び方を詳しく知りたい方は「スーツはどこで買うべき?」もあわせてどうぞ。

体型に合わない場合はオーダーという手もある

もし一般的な体型から外れていて既製品がしっくりこなければ、オーダースーツも検討してみてください。

たとえばオンワード樫山が運営する「KASHIYAMA」では、クラシックスーツを1着¥33,000〜からオーダー可能。

最短1週間でお届けと、気軽に試しやすい価格帯です。

最初の1着にネイビー無地を選ぶ理由

ネイビースーツと黒の革靴

清潔感と着まわし力の高いネイビーを選ぼう

ネイビーは、合わせるシャツやネクタイを選びません。

白シャツにもサックスブルーにもストライプにも合い、誠実で清潔感のある印象を与えてくれます。

グレーも定番ですが、ネイビーに比べるとやや大人っぽく落ち着いた印象になるため、2着目以降の選択肢として取っておくのがおすすめです。

着用シーンを選ばない無地を選ぼう

ネイビーとグレーの生地のアップ

柄物のスーツ(ストライプやチェック)は、おしゃれに見える反面、着るシーンが限定されがちです。

無地であればビジネスシーンはもちろん、冠婚葬祭に近い場面でも対応できます。

スーツのバリエーションを楽しむのは、着こなしに慣れてきた2着目以降のお楽しみです。

▶ 色・柄・素材の与える印象について詳しくは「スーツの色・柄・素材の選び方」で解説しています。

自分で確認できる失敗しないサイズ選びのポイント

肩幅の合っていないスーツ

スーツの印象を9割決めるサイジングの重要性

高価なスーツでも、サイズが合っていなければ台無しになります。

逆に、手頃なスーツでもジャストサイズで着こなせばきちんとした印象になります。

つまり、最初に気にすべきは価格でもブランドでもなく、自分の体に合っているかどうかです。

試着時にチェックすべき5つのポイント

専門店なら店員さんが見てくれますが、自分でもざっくり確認できるようにしておくと安心です。

  • 肩幅: 肩線(ジャケットの肩のライン)が水平になり、肩パッドの端が肩の先にぴったり合う程度。肩が余るとだらしなく、詰まりすぎると窮屈に見えます。
  • 着丈: お尻が7〜9割隠れる長さ。短すぎるとカジュアルすぎ、長すぎると野暮ったくなります。
  • ウエスト: 前ボタンを締めた状態でお腹に手のひらが入る程度のゆとり。拳が入るほど緩いのはNG。
  • ヒップ: スラックスの太もも付近の布をつまんで、少し生地が余る程度。ピチピチはシルエットが崩れます。
  • 腰位置: スラックスが腰骨の位置でしっかり止まるか確認。ずり落ちるのは緩すぎのサインです。

店員さんに伝えるべき袖丈と裾丈

スーツ専門店で購入する場合、袖と裾は未処理の状態で、購入時にお直しを入れます。

「お任せで」と言ってしまうのが失敗のもと。

私は丸投げした結果、袖も裾もダブついた”ダルダルスーツ”を作ってしまいました。

伝えるべきはこの2つです。

スクロールできます
場所指定する長さ理由
袖丈シャツの袖が約1.5cm見える長さ袖先からシャツがわずかに覗くと、全体に清潔感とメリハリが生まれる
裾丈ハーフクッション
(靴の甲に軽く触れる程度)
裾が靴に乗ってたわみすぎると重たい印象に、短すぎるとカジュアルになりすぎる

2つの数字を伝えるだけで、仕上がりの印象が大きく変わります。

仕上がりを左右する店員さん選びのコツ

お店で目に留まった店員さんのスーツ姿に違和感を覚えたら、別の店員さんにお願いしてみてください。

サイジングに癖があったり、着こなしに独自のこだわりが強い店員さんだと、あなたのスーツ選びにも個性が反映されてしまう場合があります。

信頼できそうな店員さんを見つけたら、「初めてのスーツを探している」と素直に伝えましょう。

良い店員さんほど、初心者の味方になってくれます。

▶ サイズ感以外のNG例も含めて「ビジネススタイルのNGポイント」で詳しく解説しています。

スーツと一緒に揃えるべき必須アイテム

各アイテムの最低限の選び方を紹介します。

それぞれ深掘りした記事もあるので、気になるものは詳細記事をチェックしてみてください。

シャツはスーツより先に1枚用意しておこう

ドレスシャツのカフ

実は、スーツを買いに行く前にシャツを1枚用意しておくのがおすすめです。

試着用のシャツは店舗で借りられますが、体にフィットしていないシャツの上からスーツを選ぶと、仕上がりが意図と変わってしまう場合があります。

最低限、次の2点が合っていればOKです。

  • 第一ボタンを締めた状態で、首周りに指1本分のゆとりがある
  • カフス(袖先)が手首の位置で止まる(腕時計が隠れるくらい)

購入先はユニクロのファインクロスシャツで十分。

最初から高いシャツを買う必要はありません。

ネクタイ・ベルト・靴下は最低限の基本を押さえよう

最初は無地のシンプルなネクタイを選びましょう。

素材はポリエステルよりもシルク100%の方が、見た目の光沢と耐久性で優れています。

意外なおすすめはユニクロのシルクネクタイ

低価格ながら品質は十分です。

  • ベルト: 黒の革製。バックルは小さくシンプルなもの。ブランドロゴが主張するバックルは避けてください。
  • 靴下: 長めの無地(くるぶしが見えないもの)を5足以上。座ったときにスネが見えるのはNG。ネイビーか黒を選べばスーツと合います。

革靴は黒のストレートチップが間違いない

ストレートチップシューズ

最初の1足は黒のストレートチップかプレーントウ。

本革製を選んでください。

合皮は安価ですが劣化が早く、結局買い替えコストがかさみます。

靴もスーツと同様に2足用意して、ローテーションさせるのが理想です。

▶ 革靴の選び方は「はじめてのビジネスシューズ・革靴ガイド」で詳しく解説しています。

鞄は黒のブリーフケースから始めよう

最初は黒のブリーフケースが無難です。

リュック通勤が可能かどうかは、職場の雰囲気を見てから判断しても遅くありません。

▶ 鞄の選び方は「ビジネスバッグの選び方」もどうぞ。

▶ アイテム選びの全体像は「最初に揃えるべきアイテムリスト」にまとめています。

買ったあとの育て方— ローテーションと基本ケア

スーツハンガー

スーツも靴も2つ用意してローテーションしよう

スーツは連日着用すると、寿命が加速度的に短くなります。

1日着たらハンガーにかけて休ませ、翌日は別のスーツを着てください。

革靴も同じです。

湿気が抜けきらないまま履き続けると劣化が一気に進み、ひび割れや臭いの原因になります。

帰宅後の「ブラシ+ハンガー」だけで持ちが変わる

スーツは帰宅後にブラッシングをして、肩幅に合ったハンガーにかけるだけで持ちがまったく変わります。

難しい手順は何もありません。

「脱いだらブラシ、ハンガー」を習慣にしてください。

▶ 具体的なメンテナンス手順は「スーツを長持ちさせるお手入れ講座」で詳しく紹介しています。

まとめ — 初めてのスーツで押さえるべきポイント

この記事でお伝えした要点を振り返ります。

  1. 予算は10万円を目安に。スーツ2着+小物一式を揃える
  2. 購入先はスーツ専門店。採寸のプロに頼るのが最短ルート
  3. 最初の1着はネイビー無地。万能で、失敗しようがない
  4. 袖丈と裾丈を必ず指定。「シャツ1.5cm」「ハーフクッション」
  5. ローテーション前提で2着用意。スーツも靴も、休ませれば長持ちする

基本を押さえていれば、最初の1着で失敗する心配はありません。

まずはシンプルなスーツを楽しんでください。

着こなしに慣れてきたら、色や柄を変えてみたり、自分だけのスタイル探しに踏み出してみてください。

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この記事を書いた人

スーツについて勉強中、神戸出身・神戸在住の営業マン。
ドレス系のアパレルショップで働いていました。
無理なく、きちんと。ビジネススタイル 。
そんな等身大の装いを発信します。

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