【実物レビュー】革靴好きの子育てパパがブランドストーンのドレスブーツを5年愛用するわけ

黒いブーツ 革靴・シューズ
パパリーマン
パパリーマン

「朝の送り迎え、子供を抱っこしたまま、革靴の紐を結ぶなんて無理だ!」
「雨の日でも浸水しなくて、スーツに合うきちんとした靴が欲しい…」

子育て中のビジネスマンパパは、この気持ちに共感してもらえるのではないでしょうか。

子育てをしながら、きちんとした革靴を履き続けるというのは、想像以上に大変なものです。

朝の保育園の送り迎えでは、狭い玄関で紐靴を脱ぎ履きするのは非常に手間がかかりますし、もし抱っこ紐をつけている状態なら、足元が見えない中で紐を結び直すのは至難の業ですよね。

それに加えて、雨の日でもビジネスマンとしてきちんとして見える靴を選ばなければならないという課題もあります。

実は、この

  • 脱ぎ履きのしやすさ
  • 雨の日のきちんと見え

という2つの悩みを同時に解決してくれるおすすめの靴があります。
それが、ブランドストーンのドレスブーツ

ブランドストーンといえばタフなワークブーツのイメージが強いかもしれませんが、実はビジネススタイルにも自然にマッチする細身のブーツも展開してるんです。

今回は、私が5年間、オンオフ問わず愛用し続けているこのドレスブーツについて、実物のレビューを交えながら徹底解説。

この記事を読んでいただければ、日々時間に追われるパパたちの靴選びの悩みが、きっと解決に向かうはずです。

ブランドストーンを選んだ理由と、革靴好きが陥る子育ての罠

私は昔から革靴が好きで、平日の仕事中はもちろんのこと、休日もスニーカーを履くことはあまりありません。
クローゼットからスニーカーを引っ張り出してくるのは、年に1回の運動会の日くらいでしょうか。
それ以外の日、つまり364日は、何かしらの革靴に足を入れて過ごしています。
ただ、そんな革靴中心の生活も、子育てという要素が加わると少し事情が変わってきました。

  • 雨の日の外出
  • 週末に子供を連れて公園へ遊びに行くとき
  • いろいろな保護者が集まる保育園の行事

そんな日に、日頃から磨き上げている本格的なドレスシューズを履いていくのは、どうにも気が引ける。革靴好きな人なら共感してもらえると思います。

公園では細かい砂ぼこりでアッパーが白く汚れてしまうし、どこかにぶつけたり、人混みで誰かに踏まれたりして、大切な靴に傷がついてしまうかもしれません。

そして何より頭を悩ませていたのが、玄関での脱ぎ履きです。
わが家には中学生と小学校低学年、そして一番下に3歳の子供がいるため、朝の出発時はいつも時間との戦いになります。

狭い玄関で子供たちの世話をしながら自分の靴紐をちまちまと結んでいると、どうしても焦ってしまいますよね。
もし雨の日に一番下の3歳児を抱っこ紐で抱えた状態であれば、足元が見えない状態で靴ひもを結ばなければならなくなります。
どんなアクロバットやねんと。

イメージ

そういった日常のリアルな場面を想像すると、雨に弱いレザーソールの靴や、着脱に両手が必要な紐靴は、どうしても日々の選択肢から外れてしまうことが多くなりました。
そんな靴選びの悩みを抱えていた私が、最終的にたどり着き、今では手放せない相棒として頼っているのが、ブランドストーンのドレスブーツです。

定番モデルの失敗を経て選んだ、細身のドレスブーツ

ブランドストーンは、オーストラリアのタスマニア島で生まれたブーツブランドです。労働者のためのタフな靴として作られており、過酷な環境にも耐えうる頑丈さと実用的な作りでよく知られています。

実は、私がブランドストーンを履くのはこれが初めてではありません

ブランドストーンには伝統あるクラシックモデルが存在します。
子供が生まれる以前、私も一足所有していました。

いかにもワークブーツ然としたごろんとしたシルエットには愛嬌があります。

定番のオリジナルモデル

カジュアルな服装にはとてもよく似合っていたのですが、いざ仕事用のジャケットや細身のパンツに合わせようとすると、どうしても足元だけがワイルドに浮いてしまい、ちぐはぐな印象になってしまったのです。

結果的に、ビジネススタイルに合わせにくい定番モデルはだんだんと下駄箱から出る機会が減り、手放してしまいました。
ただ、ブランドストーン自体の履き心地の良さや、雨に強いという機能面は印象に残っていたんです。

その後、一番下の子供の保育園送迎などで再び雨天兼用のタフな靴が必要になった際に見つけたのが、このドレスシリーズと呼ばれるモデルでした。

購入したのは、地元神戸の元町高架下、通称モトコーにある老舗セレクトショップ、タイガース・ブラザースです。
ブランドストーンだけでなく、レッドウイングやパラブーツなど、定番アイテムを多数取り揃える名店です。

このドレスブーツは、定番モデルとシルエットが異なります。全体的に細身の作りになっていて、特に甲の高さが低く抑えられているのが大きな特徴です。

ドレスブーツ

つま先もシャープな形状をしているので、ワークブーツ特有の野暮ったさがありません。
これならジャケパンやセットアップといったビジネスライクな服装に合わせても、足元がすっきりとまとまります。まさに自分の抱えている靴問題を楽にしてくれる一足だと思い、改めてブランドストーンに頼ってみることにしました。

ここが助かるブランドストーン 3つのポイント

実際にこのドレスブーツを5年間履き込んでみて、日々の生活の中で助けられていると感じる場面は大きく3つ

  • 防水性
  • 脱ぎ履きのしやすさ
  • メンテナンスがラク

一番ありがたいのは、その防水性の高さです。

このブーツはアッパーの革と靴底を縫い合わせるのではなく、金型の中で発泡させたポリウレタンを直接革に密着させるインジェクション製法で作られています。
縫い目がないため、底の隙間から水が染み込んでくる心配がありません。

現に私も5年間、雨の日の通勤や水たまりのある公園などで履き続けていますが、少なくとも私の使い方では靴の中まで水が浸入して嫌な思いをした記憶がないです。

そして、毎朝の保育園の送迎で本当に助かっているのが、脱ぎ履きの手軽さ
サイドゴア仕様で靴紐がないため、履き口の前後に付いているプルストラップを指で引っ張りながら足を入れるだけで、すっと履くことができます。
抱っこ紐で子供を前に抱えて足元が見えにくいときは、無理やり足をねじこむことも

手入れの手間がかからないのも、時間に追われる子育て世代には嬉しいポイントです。
私は他のドレスシューズに対しては、定期的にクリームを塗り、丁寧にブラッシングをするという時間も楽しんでいますが、このブーツに関しては正直ほぼ放置に近い状態です。

脱いだら放置!

帰宅後は玄関に脱ぎっぱなしにすることも多く、気が向いたときに表面を拭く程度。
シューツリーも入れていません。
それでも、革の表面にひどいクラックが入ることもなく、ソールが剥がれてくる気配もないので、想像以上のタフさに感心します。

サイズ選びの難しさと、インソールでの微調整

ブーツ サイドから

とても頼りになるブーツですが、購入する際はサイズ選びに気をつけた方がいいです。

ブランドストーンのサイズ表記は、一般的なセンチメートルではなく、1インチ刻みのUKサイズが採用されています。

ブランドストーンサイズ表

UKサイズ234567891011
目安サイズ(cm)21.5〜22.022.5〜23.023.5〜24.024.525.025.5〜26.026.527.0〜27.528.0〜28.529.0

私は普段、ジャランスリワヤやパラブーツなどのヨーロッパ靴をUK7で履いているため、このブーツも同じUK7を選びました。上の表を見るとだいたい25.5センチから26センチあたりの感覚ですね。

ところが、ブランドストーンは全体的に作りがかなりゆったりとしているため、UK7に足を入れてみると、かかとが浮いて足が靴の中で動いてしまうほどブカブカでした。
しかしハーフサイズの展開がありません

一つ下のUK6は、窮屈すぎてまともに歩けそうにありませんでした

結果としてUK7を購入したのですが、そのままでは歩きにくいため、インソールを入れてフィット感を調整することにしました。
製品にはもともとフェルトのような素材のインソールが付属してくるのですが、靴を脱いだときの見た目があまり私の好みではなかったんですよね。

そこで、自宅にたまたま保管してあったペダックというブランドのレザー製フルインソールを入れてみたところ、これが正解でした。

サイズ感がちょうど良くなり足がしっかりホールドされるようになったのはもちろん、履き込んでいくうちにレザーのインソールが良い飴色に変化してきたのです。
居酒屋の座敷や保育園で靴を脱いだとき、ちらりと見える使い込まれたレザーのインソールがとても良い雰囲気を醸し出しており、自分だけの特別な一足になったような愛着を感じています。

購入前に知っておきたい注意点とデメリット

機能性と引き換えになっている部分も。
購入前に注意しておきたい注意点やデメリットはもちろんあります。

ソールの修理について

インジェクション製法という作りの特性上、メーカーに依頼して靴底全体を新しいものに交換する純正のオールソール修理には対応していないようです。
もし靴底のかかと部分などがすり減ってしまった場合は、街の靴修理店に持ち込んで相談することになります。すり減った部分を平らに削り落とし、そこに新しいゴムの部材を貼り付けるというカスタム修理を行ってくれるお店が多いので、メンテナンス自体は十分に可能。

とはいえ、私のブーツは5年履き込んでも靴底の消耗が驚くほど少ないので、まだまだ修理の必要はなさそうです。

ブランドストーンは実用品。本格靴とは別物です

私はエドワード・グリーンやジョン・ロブといったイギリスの本格靴を所有しています。
そういった最高峰の靴たちが持つ、磨き込んだときの深い透明感や、足元から漂う圧倒的な風格、繊細な美しさといった点はブランドストーンには求めない方がよさそう。

そもそもの役割が違うので当たり前のことですけどね

ただ、朝の玄関で子供を抱えながら、お気に入りの靴を履いていって
もし汚れたり踏まれたりしたらどうしよう、
と気を揉むくらいなら、天候や汚れを気にせずガシガシ履けるブランドストーンの方が、今の自分の生活スタイルには合っていたということなのかなと。

機能性を優先して気兼ねなく動きたいときはブランドストーンを選び、
ここぞという場面でかっこよく足元を締めたいときは本格的なドレスシューズを履く。
そんな風に明確に使い分けることで、私自身は納得のいく靴との付き合い方ができています。

5年履いた今の状態と、普段の合わせ方

実際に5年間、雨の日も風の日も手入れをサボって履き続けた私のブーツがこちら。

細かい擦り傷や履き皺は刻まれていますが、それがかえって道具としての良い味を出してくれています。
全体的なシルエットの崩れもなく、まだまだ現役で活躍してくれそうな雰囲気があります。

コーディネートについて。
つま先がシャープとはいえ根がワークブーツです。
さすがにネクタイを締めたカッチリとしたビジネススーツに合わせると、足元だけがカジュアルに浮いてしまうかもしれません。

私自身は、少し肩の力を抜いたジャケパンスタイルや、カジュアルなセットアップに合わせて通勤することが多いです。
定番モデルのような丸みがなく靴底の厚みも抑えられているため、全体的にドレッシーな雰囲気があり、ビジネスライクな服装でも違和感がありません。
靴自体が細身に設計されているため、スリムなシルエットのパンツとは相性が良く、足元をすっきりと見せてくれます。

休日に子供と出かけるときは、チノパンやジーンズにも合わせていますが、野暮ったくなることなく自然になじんでくれます。

オンオフを問わずシームレスに合わせられるので、玄関先でどの靴を履こうか迷ったときには、ついついこのブーツに手が伸びてしまいます。
パパとしての顔ビジネスマンとしての顔の両方を一足でカバーできるのは、やはり便利ですね。

玄関で迷う時間が減ったのが、いちばんの収穫

独身の頃は、天気やその日の気分に合わせて、時間をかけて丁寧に磨いた革靴を選ぶのが朝の楽しみでした。
しかし、子供が生まれてからは生活のリズムが大きく変わり、靴に求められる役割も少しずつ変化してきました。

  • 雨の日のどんよりとした気分
  • 子供の準備でバタバタと忙しい朝
  • 泥んこになって遊ぶ子供と過ごす休日

そういった様々なシチュエーションにおいて、汚れを気にすることなく、玄関でさっと足を入れるだけで出かけられるブランドストーンのドレスブーツは、本当に頼りになる存在です。

【まとめ】機能性と革靴の落ち着きを両立した頼れる相棒

サイドゴアブーツをはいた足元

利便性を追求しつつも、革靴ならではのきちんとした印象を与えてくれるこのブーツは、スニーカーにはない大人の落ち着きを足元に添えてくれます。

長年履き込んで感じたこのブーツの良いところと悪いところを総括しておきます。

  • 良いところ
    • インジェクション製法による非常に高い防水性
    • 抱っこ紐をしたままでも簡単に脱ぎ履きできるサイドゴア仕様
    • 雨の日のジャケットスタイルから休日の公園までカバーする汎用性
    • 手入れをサボってもクラックが入りにくいタフな革質
  • 注意が必要なところ
    • サイズ展開が1インチ刻みのため、インソールでの微調整が必要になりやすい
    • 靴底全体を交換する純正のオールソール修理には対応していない
    • 最高峰のドレスシューズが持つような革の風格や透明感は期待しない

革靴が好きで、本格靴の良さも知っているけれど、子育てという環境の変化の中で日々の靴選びに少し悩んでいる…。

そんな私と同じようなパパがいらっしゃったら、こういった道具としてのブーツを一足持っておくのも悪くない選択だと思います。
少なくとも私は、雨予報の日や子供と出かける日はほぼこれを選んでいますし、忙しい朝に玄関で迷う時間が減ったのが、いちばん効いていると感じています。

もし少しでも気になった方は、ぜひ一度ブランドストーンのドレスブーツをチェックしてみてください。きっと、忙しい毎日の足元を支えてくれる心強い味方になってくれるはずです。

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