【意外と快適】夏こそ履きたい「ビジネス用ステテコ」活用術|クールビズの不快感を解決

ステテコを履き、シャツを着ているビジネスマン シーン別・目的別スタイル提案

クールビズの肌着【肌着編】をお読みいただきありがとうございます。くまをです。

前回は肌着について紹介しました。

上半身の「透け」や「汗ジミ」の悩みが解決したら、次に見直したいのが下半身の環境です。 夏のクールビズで、私が「これなしでは乗り切れない」と断言できるアイテム。それが「ステテコ」です。

…と、こう言うと、多くの方が「え、ステテコ?」と一瞬、頭に疑問符を浮かべるかもしれません。「おじさんが履く、あのダボっとしたやつ?」というイメージが、どうしても根強いですから。

何を隠そう、私自身がそうでしたから。この記事では、そんな私がなぜ今、これほどまでにステテコを信頼するようになったのか、その実体験と活用術についてお話しさせてください。

【あわせて読みたい】 Yシャツの汗ジミやインナーの透け問題については、こちらの【肌着編】で詳しく解説しています。

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1. 私が「ステテコなんて一生履かない」と思っていた頃の話

ステテコを履いたおじさんをイメージしているビジネスマン

正直に白状します。数年前まで、私はステテコに対して強い偏見を持っていました。

子どもの頃に見た、おじさんが履いていた、あの白くてダボダボのクレープ生地のやつ。あのイメージが強くて、自分があれを履くことは一生ないだろう、と本気で思っていたんです。

そんな私がステテコを試すことになったきっかけは、数年前のある猛暑日でした。 外回りの後、汗でスラックスが脚にまとわりついて、もう我慢の限界だと思ったんです。

その日、藁にもすがる思いで、今の形の、スタイリッシュなステテコを手に取ってみたのが始まりでした。


2. 【比較画像】ステテコ一枚で「貼りつき」は、ここまで変わる

ステテコを履く最大のメリットは、何と言ってもスラックスが脚に貼りつかなくなること。 まずは、その劇的な変化を写真で見比べてみてください。

ステテコなしの場合

夏場、汗をかいた後に椅子から立ち上がった時の、あのスラックスが脚に“ペタ〜…”っと張り付く感じ。あれ、本当に気分が萎えませんか?

せっかくなので、実験に付き合ってください。

まずは手持ちのスラックスを霧吹きでよく濡らします。汗まみれの状態を再現するわけです。

スラックスに霧吹きで水をかけている。
ビチョビチョにします

で、足を大きく上げて、下ろしてみる。どうなるでしょうか。

濡れたスラックスを履いて脚を曲げている
全体的に突っ張り感があります。
濡れたスラックス。脚にまとわりついている。

ご覧の通り、太ももやふくらはぎのラインに沿って生地がまとわりついて落ちてきません。これでは足さばきも悪くなりますし、何より気持ちが悪い。

ステテコありの場合

濡れたスラックスを履いて脚を曲げている

さきほどと同じように曲げてみます。

濡れたスラックス。まとわりついておらず、すとんと落ちている。

どうでしょう。一目瞭然だと思います。

スラックスがストンと綺麗に落ちて、足さばきが軽快です。肌とスラックスの間に快適な一枚があるだけで、大げさでなく、一日中サラサラ感が続きます。

足取りがこんなに軽くなるのかと、初めて履いた日は少し感動したのを覚えています。


3. 快適なだけじゃない!私が気づいたステテコの「嬉しい誤算」

貼りつかないだけでも十分に価値があるのですが、ステテコを履き続けていると、他にも嬉しい効果があることに気づきました。

嬉しい誤算①:スラックスが傷みにくくなった

これは意外な発見でした。 ステテコが汗や皮脂を全部受け止めてくれるおかげで、高価なスラックスが直接汚れるのを防いでくれるんです。 結果的に、クリーニングに出す回数が減り、お気に入りのスラックスを長く良い状態で履けるようになりました。

嬉しい誤算②:一枚多いのに、なぜか涼しい

「一枚多く履くのに暑くないの?」ともよく聞かれます。 これが不思議なもので、むしろ涼しく感じるくらいなんです。肌とズボンの間に、常に快適な空気の層ができて、風が通るような感覚、とでも言えばいいんでしょうか。 直射日光の下では、むしろ一枚あった方が快適なくらいです。


4. 私の足元を完璧にした「ブーツイン」という最終回答

こうしてステテコの快適さに目覚めた私ですが、次に気になりだしたのが「すね毛問題」でした。男の身だしなみとして、どうも気になってしまって。 椅子に座ると、どうしてもスラックスの裾が上がって、肌が見えてしまう。

この長年の悩みを解決してくれたのが、膝下まであるビジネスソックス、いわゆる「ロングホーズ」でした。

ロングホーズと革靴を履いているビジネスマン

そして、ある時ひらめいたんです。 ステテコの裾を、このロングホーズの中に「ブーツイン」してしまえばいいじゃないか、と。

ロングホーズの中にステテコをたくしこんでいる
配色にひかないでください。わかりやすくなるよう、ロングホーズを紫色にしてるんです。

これが我ながら大正解でした。 ステテコの裾がスラックスの中でまくれ上がってくる、あの地味な不快感もなくなります。そして、どんな体勢になってもズボンの裾から肌が露出しない。見た目も完璧。私の中の「夏の足元問題」が、完全に解決した瞬間でした。

今では、夏用の薄手のロングホーズも色々出ています。靴下専門店のTabioさんのものなんかは、品質も良くて愛用していますね。

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5. 初心者向け!まず試すべきビジネス用ステテコ2選

「ステテコの良さはわかったけど、どれを選べばいい?」という方のために。 ビジネスシーンで使うことを前提に、私が実際に履いてみて「これは間違いない」と感じた2つをご紹介します。

①【コスパと手軽さで選ぶなら】ユニクロ エアリズムステテコ

エアリズムステテコ
引用:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E464825-000/00?colorDisplayCode=09&sizeDisplayCode=005

私が最初にステテコの世界に足を踏み入れたのが、この一枚でした。 圧倒的なコストパフォーマンスと、どこでも買える手軽さが魅力。エアリズムならではのサラサラとした肌触りと速乾性は、まさに「入門編」として最適です。 まず一枚試してみたい、という方は、ユニクロのエアリズムステテコを選べば間違いありません。

②【汗対策を強化したいなら】グンゼ アセドロン ステテコ

引用:https://www.gunze.jp/store/g/vMCA707P/

ユニクロでステテコの快適さに慣れた後、より汗対策に特化したモデルとして試したのがこちら。 汗ジミやべたつきをとにかく抑えたい、というニーズに応えてくれる高機能モデルです。特に汗をかいた後のサラサラ感は格別で、外回りの日には絶大な信頼を寄せています。 「自分は特に汗かきだ」と自覚のある方は、グンゼのアセドロンのような特化型モデルを選ぶと、より満足度が高いと思います。

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6. まとめ:「たかが下半身」が、夏のパフォーマンスを左右する

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

「ステテコなんて、おじさんが履くものだ」 そんな風に思っていた数年前の私に、今の私が会えるなら、こう言ってやりたいです。

「君が悩んでいる夏の不快感のほとんどは、その一枚で解決するぞ」

と。

スラックスが脚にまとわりつくストレスがないだけで、仕事への集中力は驚くほど変わります。 お気に入りのスーツを、汗や皮脂から守ることもできる。 そして、足元の身だしなみまで完璧に整えることができる。

もう私にとって、ステテコは「ダサい」ものではありません。夏の仕事を支えてくれる、頼れる「戦略的パートナー」なのです。 この記事が、あなたとステテコの「はじめまして」のきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

【あわせて読みたい】 Yシャツの汗ジミやインナーの透け問題については、こちらの【肌着編】で詳しく解説しています。

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