【クールビズの新常識】何を着る?だらしなく見えない着こなし術を徹底解説

シーン別・目的別スタイル提案

皆さん、こんにちは!くまをです。

日差しが強くなり、今年もいよいよクールビズの季節がやってきましたね。私の職場でも5月からクールビズが始まりましたが、周りを見回すと、「スーツからネクタイを取っただけ」「ジャケットを脱いだだけ」という方がまだまだ多いのが現状です。

実は、それだけだと、どこか締まりがなく見えてしまったり、かえって暑苦しい印象になったりすることも…。クールビズで「何を着るか問題」は、多くのビジネスパーソンにとって悩みのタネなのではないでしょうか。

実は、クールビズには「ただ涼しい格好をする」以上の、ちょっとしたコツがあるんです。

この記事では、クールビズの基本原則から、具体的なアイテム選びのポイント、だらしなく見えず、かつ涼やかでおしゃれなコーディネート例まで、私くまをが日々実践し、探求している「クールビズ攻略法」を余すところなくお伝えします。

この記事を読めば、もうクールビズの服装で毎朝頭を悩ませることはありません。 ご自身の職場環境に合わせた、快適で周囲からも好印象を持たれるクールビズスタイルがきっと見つかるはず。ぜひ最後までお付き合いください!

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クールビズ「何を着る?」の前に知るべき“新常識”

まず、クールビズの服装を考える上で、押さえておきたい大切な心構えがあります。これを意識するだけで、あなたのクールビズスタイルは格段に洗練されるはず。

「ただ脱ぐだけ」はNG!クールビズは“専用スタイル”で考える

ジャケットを脱いで暑そうなクマ

クールビズでよくある誤解が、「スーツスタイルから何かを引けば完成する」という考え方。ネクタイを外す、ジャケットを脱ぐ…。もちろんそれも一つの形ではあります。しかしそれは不完全なクールビズスタイルです。

なぜなら、スーツは元々、ジャケット、スラックス、シャツ、そしてネクタイが揃って初めて一つの完成されたスタイルとしてデザインされているからです。 単に一部のパーツを取り去るだけでは、どこかバランスの欠けた、締まりのない印象になってしまうのは当然のこと。

大切なのは、「スーツからパーツを取り去る」という引き算の発想ではなく、「クールビズという夏専用のビジネススタイルを、ゼロから立てる」という発想の転換です。

私が考える「だらしない」と「きっちり」の境界線は“素材感”

スーツからアイテムを取り去るのが良くないのは分かった。じゃあ、スーツの一部ではない、単品のスラックスやジャケットを使えばいいのか、といえばそれもちがいます。

単に単品使い用のアイテムを合わせるだけでは失敗します。クールビズスタイルとしてふさわしくない、だらしないものになりかねません。

では、具体的に「だらしなく見えるクールビズ」と「きっちりとして見えるクールビズ」は何が違うのでしょうか? 色々ポイントはありますが、私が最も重要だと考えているのは、ずばり「素材感」です。

夏らしい、清涼感のある素材を選ぶこと。これが、見た目の涼やかさだけでなく、着心地の快適さにも直結します。例えば、通年ものの厚手のブロードシャツやウール100%の重厚なスラックスをそのままクールビズで着用しても、暑苦しい印象は拭えませんし、何より本人が快適ではありません。

シャツやスラックス、場合によってはインナーに至るまで、夏向けの素材で、かつ全体の調和がとれるものをクールビズ専用に用意する。これが、おしゃれで快適なクールビズへの第一歩だと私は考えています。

【体験談】私のクールビズ失敗談とそこから学んだ教訓

偉そうに語っている私ですが、クールビズのスタイルを模索し始めた頃は、もちろん失敗も経験しました。一番の失敗は、「カジュアルダウンしすぎたこと」です。

カジュアルすぎる格好で、職場で浮いてしまっているクマ

ある年の夏、少しラフな職場だったこともあり、「ポロシャツにチノパンなら大丈夫だろう」と試してみたことがあります。しかし、自分としては楽で涼しいものの、やはりビジネスの場ではカジュアルすぎる印象を与えてしまったようで、どこか浮いてしまった苦い経験が…。

この失敗から学んだのは、服装のアイテムにはそれぞれ「カジュアルさの段階」があるということ。そして、それらを職場の雰囲気やTPOに合わせて、適切に組み合わせることが非常に重要だということです。

例えば、私なりに整理するとこんな感じです。

  • 上半身のカジュアル度(右に行くほどカジュアル): ドレスシャツ < ニットポロ/ビズポロ < 一般的なポロシャツ < Tシャツ/カットソー
トップスの違い。左からドレスシャツ、ニットポロ、ポロシャツ、カットソー。
  • 下半身のカジュアル度(右に行くほどカジュアル): ウールスラックス < コットンスラックス(チノパン含むキレイめ) < デニム/カジュアルチノ
パンツの違い。左からスラックス、チノパンツ、ジーンズ

これらのアイテムの「格」を意識し、職場の許容範囲を見極めながらコーディネートを組む。この視点を持つことで、大きな失敗は避けられるはずです。

クールビズで何を着る?【アイテム別】失敗しない選び方のコツ

さて、クールビズの基本的な考え方が分かったところで、いよいよ具体的なアイテム選びのポイントを見ていきましょう。「何を着るか?」という疑問に、アイテムごとにお答えしていきます。

まずはコレ!印象を左右する「シャツ」の選び方

クールビズスタイルの中核を成し、真っ先に投資すべきアイテムは、間違いなく「シャツ」です。顔に一番近いアイテムであり、面積も大きいため、シャツを変えるだけで全体の印象が劇的に変わります。

では、どんなシャツを選べば良いのでしょうか?

  • 最重要ポイントは「夏らしい素材感」 通年で使っているワイシャツをそのままクールビズで使うのは、正直おすすめしません。 なぜなら、生地が厚手で通気性が悪く、見た目も暑苦しくなりがちだからです。 また、形態安定加工が強く施されたシャツは、肌触りが硬く、汗を吸いにくいものも多いです。 クールビズ用のシャツは、リネン(麻)、シアサッカー、カラミ織り、鹿の子素材など、通気性に優れ、見た目にも涼しげな素材を選びましょう。 特にリネン混のシャツは、独特の風合いがあり、こなれた印象を演出できます。
  • デザインと襟型も意識 ノーネクタイが基本となるため、襟の形がしっかりしているもの、例えば**台襟が高めでボタンダウンやカッタウェイ(ホリゾンタルカラー)**などを選ぶと、襟元が寂しくならず、立体的なVゾーンを保てます。ユニクロのプレミアムリネンシャツなどは価格的に魅力的ですが、台襟がないカジュアル寄りのデザインなので、ビジネスシーンではやや物足りなさを感じる場合もあるかもしれません。
  • 私のおすすめブランドと愛用品
    • 鎌倉シャツ: メイドインジャパンの品質とコストパフォーマンスの高さが魅力です。特にリネンシャツやカラミ織りのシャツは、夏場のヘビーローテーションアイテム。
    • SOLVE(ソルブ): オーダーシャツですが、比較的手頃な価格でジャストフィットの一着が作れます。生地の種類も豊富で、私はリネン混の生地で仕立てたシャツを愛用しています。体に合ったシャツは、着心地も見た目も格段に良い。 (より詳しいレビューはこちらの記事でご紹介していますので、よろしければご覧ください。)

見落としがち?快適さを生む「インナー」の選び方と汗対策

クールビズの快適さを左右する隠れた主役が「インナー」です。特に汗をかきやすい季節、インナー選びは死活問題と言っても過言ではありません。

  • 基本は「通気性」と「吸汗性」 シャツの下に着用するインナーは、汗をしっかり吸い取り、素早く乾かす機能が求められます。素材はコットンも良いですが、機能性化学繊維(ポリエステルやキュプラなど)のインナーもおすすめです。
  • 私の愛用インナーと汗対策の工夫
    • グンゼの「CUT OFF(カットオフ)」シリーズのインナー: これは本当に優秀です。襟元や袖口が切りっぱなし加工になっているため、シャツの襟元からインナーが覗いたり、袖からインナーのラインが見えたりするのを防いでくれます。汗もしっかり吸ってくれるので、シャツへの汗ジミも軽減。
    • グンゼの「ステテコ」: 意外かもしれませんが、下半身の汗対策として、私は夏場スラックスの下にステテコを愛用しています。特に膝の裏などは汗でスラックスが張り付きやすく、不快なもの。ステテコを一枚履くことで、この不快感が劇的に改善されます。おすすめです。

これらのインナーは、まさに「縁の下の力持ち」。ぜひ試してみてください。

だらしなく見せない「スラックス」の選び方

シャツと並んでクールビズスタイルの印象を決定づけるのが「スラックス」です。

  • スーツのパンツをそのまま使うのは避けるべき理由 よく「スーツのパンツだけなら夏でも使えるのでは?」という声を聞きますが、私はあまりおすすめしません。 その理由は主に2つ。
    1. 上下で劣化のスピードに差が出てしまう: ジャケットとパンツを別々に着用すると、パンツだけが先に傷んだり色褪せたりしてしまい、いざスーツとして着ようとした時に上下の風合いが変わってしまう可能性があります。
    2. スーツの寿命を縮める: クールビズ期間だけの着用とはいえ、デリケートなスーツ素材のパンツを普段使いすることで、スーツ全体の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。
    やはり、クールビズにはクールビズ専用のスラックスを用意するのが賢明です。
  • 素材と機能性で選ぶ 夏用のスラックスは、**ウールでも薄手で通気性の良いフレスコ織りやトロピカルウール、またはコットンやリネン混、機能性化学繊維(ポリエステルなど)**といった素材がおすすめです。 さらに、汗をかきやすい季節なので、家庭で洗濯できるウォッシャブル機能が付いていると、クリーニング代も節約でき、常に清潔に保てるので非常に便利。
  • 私のおすすめブランドと愛用品
    • ユニクロの「感動パンツ」: もはやクールビズの定番と言っても過言ではないでしょう。 驚くほどの軽さとストレッチ性、そして通気性を兼ね備え、価格も3,990円~と非常に手頃。
    • 私も複数色持っていて、特にネイビーやグレーは着回し力抜群です。何より素晴らしいのがその耐久性。私自身、5年以上履き続けているものもありますが、ほとんど劣化を感じさせません。洗濯機で気軽に洗えるのも嬉しいポイント。
    • ユニバーサルランゲージのテーパードスラックス: もう少しきちんと感が欲しい時や、ウール素材の質感を求めたい時に重宝しています。 ユニクロよりは価格が上がりますが、それでも比較的手の届きやすい価格帯で、美しいシルエットと機能性(ウール100%でもホームクリーニング可能なものも!)を両立しています。 高級感も感じられ、ビジネスシーンでの信頼感を高めてくれます。
    シルエットは、すっきりとしたテーパードシルエットを選ぶと、野暮ったくならず、スマートな印象を与えられます。

意外と重要!足元で差がつく「靴」の選び方

服装全体の印象を左右する「靴」。クールビズにおいても、靴選びは非常に重要です。

黒いレザーローファー
軽快なローファー。
  • 軽快さと季節感を意識 重厚な黒のストレートチップも良いですが、クールビズ期間中は、少し軽快な印象の靴を取り入れるのがおすすめです。
    • 茶系の靴: 例えば、ダークブラウンやライトブラウンの革靴は、黒靴に比べて足元が軽やかに見え、涼しげな印象を与えます。
    • ローファー: 夏のビジネススタイルと相性抜群なのがローファーです。 特にスエード素材やアンライニング(裏地なし)のものを選ぶと、よりリラックスした、しかし品のある足元を演出できます。ただし、職場によってはカジュアルすぎると見なされる場合もあるので、TPOをわきまえましょう。
  • メッシュ素材のベルトと合わせる: 靴の色とベルトの色を合わせるのは基本ですが、夏場は革のメッシュベルトなどを取り入れると、より季節感が出ておしゃれです。
  • 私のこだわり:革靴の世界は奥深い…! 少し話が逸れますが、私は大の革靴好きなんです。一時期は2年間で100足以上の革靴を購入した経験もあるほど、その魅力にどっぷりハマっています。手入れをしながら長く履ける革靴は、ビジネスマンの頼れる相棒。クールビズスタイルにおいても、足元に少しこだわるだけで、全体の格がぐっと上がります。もしご興味があれば、いつか革靴についてもじっくり語らせてください(笑)。

クールビズ「何を着る?」が解決!【シーン別】着こなしコーデ実例

さて、アイテム選びのポイントを押さえたところで、具体的なコーディネート例をいくつかご紹介します。私くまをの定番スタイルです。

【基本パターン】迷ったらコレ!鉄板ネイビースラックスコーデ

どんなビジネスシーンでも浮きにくく、かつ清潔感と信頼感を与えられる、まさに鉄板の組み合わせです。

  • スラックス: ネイビーのテーパードスラックス(ユニクロ 感動パンツなど)
  • シャツ: 白のリネン混シャツ(鎌倉シャツなど、ボタンダウンやカッタウェイがおすすめ)
  • : ダークブラウンのローファー(またはUチップなどの革靴)
  • ベルト: 靴の色に合わせたダークブラウンのメッシュベルト

このコーディネートのポイントは、色数を抑え(ネイビー、白、茶)、ベーシックなアイテムでまとめること。シンプルながらも、素材感やシルエットにこだわることで、洗練された印象になります。グレーのスラックスにしても同様に上品にまとまります。

【カジュアル職場向け】少しリラックスしたチノパンコーデ

社内での業務が中心の日や、比較的カジュアルな服装が許容される職場であれば、こんなスタイルもおすすめです。

  • パンツ: ベージュやオリーブのチノパン(センタープレス入りでキレイめなもの)
  • シャツ: 淡いブルーのカラミ織りシャツや、上質なニットポロ
  • : 白やネイビーのレザースニーカー(キャンバス地よりレザーの方が大人っぽい)
  • ベルト: パンツの色や全体の雰囲気に合わせて、布製のベルトなども面白い。

チノパンやスニーカーを取り入れる際は、**「だらしなく見えないか」「子供っぽくないか」**を常に意識することが大切。他のアイテムをドレス寄りのものにするなど、バランスを取りましょう。

【重要】職場の雰囲気は最優先!カジュアル度の見極め方

いくらおしゃれなクールビズスタイルでも、職場の雰囲気やドレスコードから逸脱していては意味がありません。先にも述べましたが、**「カジュアル感とドレス感の線引きは、最終的には職場による」**というのが現実です。

では、どうやってその境界線を見極めるか? 一番確実なのは、「周囲をよく観察する」こと。 上司や先輩がどのような服装をしているか、社内で許容されているスタイルの範囲はどの程度か、日頃から意識して見てみましょう。

もし判断に迷う場合は、まずは少し控えめな、ドレス寄りのスタイルから試してみるのが無難です。徐々に許容範囲を探っていくのが良いでしょう。分からない場合は、信頼できる先輩にそっと相談してみるのも一つの手です。

まとめ:クールビズは難しくない!自信を持って夏を乗り切ろう

さて、今回はクールビズで「何を着るか?」という疑問にお答えすべく、基本的な考え方から具体的なアイテム選び、コーディネート例まで、私の経験を踏まえてご紹介してきました。

改めて、クールビズをかっこよく、そして快適に着こなすための重要ポイントを振り返ってみましょう。

  • 「脱ぐだけ」ではなく「専用スタイルを組み立てる」意識を持つべし!
  • 「素材感」にこだわるべし!夏らしい素材で清涼感を演出。
  • シャツ、スラックス、インナー、靴、それぞれに夏向けの専用アイテムを用意すべし!
  • 職場の雰囲気を最優先に!TPOをわきまえたカジュアル度を見極めるべし!

たくさんの情報をお伝えしましたが、私が一番お伝えしたいのは、

「クールビズスタイルは、決して難しいものではない」

ということです。いくつかの基本原則と、ちょっとしたアイテム選びのコツさえ押さえれば、誰でも快適で、周囲に好印象を与える着こなしが可能です。

今回ご紹介した内容が、皆さんのクールビズライフの一助となれば、これほど嬉しいことはありません。

そして、私自身もまだまだビジネススタイルについて勉強中の身です。もしよろしければ、皆さんがクールビズで実践している工夫や、「こんなアイテムが良かったよ!」といった体験談、あるいは「こんな時どうしてる?」といったご質問など、ぜひコメント欄でお聞かせいただけないでしょうか。

皆さんと一緒に、クールビズという夏のビジネススタイルをもっと楽しんでいけたらと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました! 今年の夏も、快適でおしゃれなクールビズスタイルで、元気に乗り切りましょう!

何かご質問があれば、お気軽にコメントくださいね。

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