【もう透けない!】クールビズの肌着、正解はコレ!汗ジミ対策と失敗しない選び方

クールビズスタイルで仕事をするクマ シーン別・目的別スタイル提案

こんにちは、くまをです。

毎年、梅雨が明けるニュースを聞くたびに、正直すこしだけ憂鬱な気分になります。「また、あの汗だくの季節がやってきたか…」と。

あれは私がまだ外回りの営業を始めたばかりの頃です。大事なプレゼンの日、駅のホームで電車を待っているほんの数分で、背中に汗がツーっと伝うのがわかりました。お気に入りのYシャツは、会社に着く頃にはすっかり肌に張り付いて、なんとも言えない不快感…。

結局その日は、汗のことが気になってプレゼンにどうも集中しきれませんでした。

今となっては苦い思い出です。

クールビズが定着して服装が軽くなったとはいえ、私と同じように夏の「汗」、Yシャツが肌に張り付く「蒸れ」、そして「肌着の透け」といった問題に、毎年頭を悩ませているビジネスマンの方は、少なくないのではないでしょうか。

この記事では、そんな夏の悩みのうち、まず上半身、つまり「Yシャツの透け・汗ジミ」を解決するための肌着選びにテーマを絞って、私の経験から得た結論をお話しします。

【あわせて読みたい】 スラックスの汗による貼りつきや、足元の身だしなみについては、続編の【ステテコ編】で詳しく解説しています。

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1. その肌着、逆効果かも?失敗談から学ぶ「本当に必要な肌着」

導入文で書いた、私の苦い思い出。 あのプレゼンの日、私がYシャツの下に着ていたのは、ごく普通の「白いコットン製のタンクトップ」でした。

汗を吸ってくれるし、Yシャツの下には何か着るのが礼儀だろう、と。数年前まで、私はそれが当たり前だと思っていましたね。

でも、今思えば、その「良かれと思って」の行動こそが、夏の不快感を増幅させていたのかもしれません。

忘れられない失敗があります。 ある日、会社の洗面所で手を洗おうと少し屈んだとき、鏡に映った自分の背中に、Yシャツ越しにタンクトップのラインがクッキリと浮かび上がっているのが見えたんです。

なんだかすごくみっともない格好に思えて、一人で赤面してしまいました。

それに、タンクトップだから一番汗をかく脇の部分は無防備で、結局Yシャツには汗ジミができてしまう。「これじゃあ、何のために着てるんだっけ…」と、虚しくなったのを覚えています。

つまり、肌着は「Yシャツのため」でもあり、「自分のため」でもある。この両方を高いレベルで満たしてくれる一枚を見つけることこそが、クールビズの肌着選びのゴールだと、私は考えています。


2. 【比較画像】本当に透けない肌着の色は?白・黒・ベージュで比べてみた

少し理屈っぽい話が続いたので、ここらで実際に写真を見ていただくのが一番早いかもしれませんね。

「Yシャツの下には白い肌着」が当たり前だと思っている方にこそ、見てほしい比較です。

まずは定番の「白」と「黒」

ワイシャツの下に、「白い肌着」「黒い肌着」を着た写真です。

肌着がうっすら透けているのがわかりますか?

ワイシャツの下に、白い肌着を着たところ。
同じく、黒い肌着を着たところです。

どうでしょう。白肌着は、思った以上にラインが見えませんか? 清潔感のために着ているのに、これではいかにも「肌着、着てます」という感じで、少し野暮ったい。

黒はどうでしょう。意外と、白に比べて透けづらい感じはします。

でもやっぱり少し透けてますね。

そして、本命の「ベージュ」

正直、私も最初は「え、ベージュ…?」と抵抗があった一人です。 でも、着てみて本当に驚きました。鏡の前で「あれ、肌着着てたよな?」って思ったほど、存在感が消えるんです。

理由は単純で、Yシャツが透けて見えるのは「肌の色」と「肌着の色」の差(コントラスト)が原因。ベージュが一番その差をなくしてくれる、というわけです。


3. もう迷わない!インナー選び3つのポイント

では、実際にインナーを買いに行くとき、何を見ればいいのか。 私がお店で商品を手に取るときに確認している、3つのポイントをお伝えします。

ポイント1:色は「ベージュ」か「ライトグレー」

先ほどの比較の通り、Yシャツの下で存在感を消すならこの2択です。 「下着は白」という固定観念は、一度忘れてみてください。

ポイント2:形は「Vネック」で「縫い目なし」

クールビズでYシャツの第一ボタンを開けても、インナーが見えないように「Vネック」を選びましょう。

そして、最近のインナーで本当に素晴らしいと思うのが、襟や袖の縫い目がない「カットオフ®」という仕様。これだとYシャツにラインが全く響かず、見た目が本当にスマートです。

ポイント3:機能は「働き方」で選ぶ

ここはあまり難しく考えず、自分の仕事内容に合わせて選びましょう。

  • 外回りが多い日 → 汗をすぐ乾かし、ひんやりする「速乾・冷感タイプ」
  • オフィスワーク中心の日 → 汗冷えしにくい、肌触りの良い「コットン混タイプ」

このように、特徴の違うものを2種類ほど持っておくと、かなり快適になります。


4. 初心者がまず買うべき「はじめの一枚」おすすめ3選

「ポイントはわかったけど、結局どれを買えばいいの?」という方のために、新入社員の方でも手に入れやすく、間違いのない3枚を厳選しました。

①【内勤の日の定番】グンゼ YG CUT OFF

引用:https://www.gunze.jp/store/g/vYV1912/

まず試してほしいのがこの一枚。特にオフィスワーク中心の方におすすめです。 「カットオフ」による見た目のスマートさはもちろん、コットン混の優しい肌触りで、エアコンが効いた室内でも冷えすぎず、快適に過ごせます。品質も高く、長く使える安心感がありますね。

迷ったら、まずはグンゼの「YG CUT OFF」から試してみるのが良いと思います。

私も愛用しています。

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②【外回りの日の相棒】ユニクロ エアリズムシームレスVネックT

引用:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E414061-000/00?colorDisplayCode=09&sizeDisplayCode=004

外回りや、汗をたくさんかく日に絶大な信頼を置いているのがこちら。 何と言っても、サラサラとした肌触りと、汗をかいてもすぐに乾く速乾性が素晴らしい。そして、どこでも手に入る価格と手軽さは、ユニクロならではの大きな魅力です。

こちらも私の愛用品です。

日々のローテーション用として、ユニクロの「エアリズムシームレスVネックT」は間違いなく「買い」です。

③【汗かきの最終手段】ドライ系インナー(重ね着用)

引用:https://www.finetrack.com/c/wear-drylayer/wear-drylayer-cool/wear-drylayer-cool-men/FUM0822

「何を着ても汗でびしょ濡れになる…」と深刻に悩んでいる方へ。 これは普段使いというより、「ここぞ!」という日のための裏技ですが、アウトドア用品店などで売られている「ドライ系インナー」を一番下に着る、という方法があります。

これは、汗を吸わずに上の服に通過させる特殊な肌着。これを着て、その上に②のエアリズムなどを重ね着すると、肌の表面は驚くほどサラサラな状態が保たれます。「重ね着は暑そう」と感じるかもしれませんが、汗で肌がベタつく不快感がないことで、はるかに快適です。 夏のプレゼンなど、絶対に失敗できない日のお守りとして、一枚持っておくと心強いですよ。

汗かきの方におすすめです。

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感想(1件)


5. まとめ:快適な肌着で、夏のストレスを減らそう

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

クールビズの肌着選びは、突き詰めると、 「ベージュの、Vネックで、縫い目のないインナー」 を基本に、あとは自分の働き方に合わせて機能を選ぶだけ。そう考えると、少し気が楽になりませんか?

肌着にお金をかけるなんて、昔の私なら「もったいない」と思ったでしょう。

でも、一日中続く不快感や「透けてないかな…」という不安から解放されて、目の前の仕事に集中できる。そう考えれば、これは十分に価値のある「投資」だと、今の私は本気で思っています。

この記事を読んでくれたあなたが、今年の夏は気持ちよく仕事に打ち込めることを、同じビジネスマン仲間として、心から願っています。

【続きを読む】 上半身が快適になったら、次は下半身です! スラックスの貼りつきを解消し、足元まで完璧な身だしなみを整える「ステテコ」のすごい実力については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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