
ビジネスシーンにおいて、バッグ選びに悩んだ経験はありませんか?
オフィス街を歩けば、ブリーフケースを持つ人、リュックを背負う人、トートバッグを肩にかける人など、様々なスタイルが見受けられます。
第一印象を左右する重要なアイテムであるにも関わらず、「どのタイプが自分に合っているのか」「職場に適しているのか」という疑問を持つ方は少なくありません。
特にスーツを初めて着る新社会人や、長年使ったバッグの買い替えを検討している方にとって、選択肢の多さに頭を悩ませることでしょう。
この記事では、ビジネスシーンで使えるバッグの種類、選び方のポイント、そして実際の使用感について詳しく解説します。
この記事を読めば、バッグ選びに迷うことがなくなるでしょう。
結論から言うと
迷ったらまずはブリーフケースを選びましょう。
伝統的なビジネスバッグとして広く認められており、どんなビジネスシーンでも違和感なく使えます。
リュックサックは両手が空くという利便性がありますが、職場の雰囲気や上司の使用状況を見てから取り入れるかを検討するのが無難です。
素材選びも重要です。
上質なレザーやナイロン製のものを選べば、耐久性と見た目の良さを両立できます。
派手な色や装飾は避け、ブラック、ダークブラウン、ネイビーなどのビジネスカラーを基本としましょう。
ビジネスバッグの種類と特徴
1. ブリーフケース
ビジネスバッグの王道と言えるのがブリーフケースです。A4サイズの書類がきちんと収まり、PCやタブレットも安全に持ち運べます。
メリット:
- 洗練された見た目でどんなスーツスタイルにも合わせやすい
- 薄マチから大容量まで、用途に応じたサイズ展開が豊富
- 自立するタイプが多く、床に置いたときに中身が散らばりにくい
デメリット:
- 片手または片肩を使うため、長時間の持ち運びで疲れることがある
- 満員電車では場所を取りやすい
就活生や新入社員はまずこれを一つ持っておくと安心です。特に面接や重要な商談の際には、信頼感を演出するのに最適です。
私はこれを使っています。
![]() | 価格:49500円 |

2. リュックサック(ビジネスリュック)
近年、ビジネスシーンでも使用者が増えているのがリュックサックです。スマートなデザインのビジネス専用リュックが各ブランドから多数登場しています。
メリット:
- 両手が自由になり、通勤時の雑誌閲覧やスマホ操作がしやすい
- 重量が両肩に分散されるため、長距離移動でも疲れにくい
- 最近のモデルはPC収納スペースやポケットが充実している
デメリット:
- スーツの肩部分が擦れてシワになりやすい
- スーツのパッドがつぶれる可能性がある
- 保守的な職場では不適切と見なされることもある
注意点として、アウトドア用や学生向けのカジュアルなデザインのリュックはビジネスシーンでは不適切です。あくまでもビジネス用にデザインされたものを選びましょう。また、大切なスーツや一張羅のジャケットには使わない方が賢明です。
私はこれを使っています。シックでビジネススタイルに合わせやすい。
![]() | 価格:51700円 |

3. トートバッグ
大きく口が開いて使いやすいトートバッグも、カジュアルビジネスでは人気があります。
メリット:
- 出し入れがしやすく、中身が見つけやすい
- 軽量で肩掛けができる
- カジュアルからフォーマルまで幅広いデザインがある
デメリット:
- 基本的にはカジュアル寄りのイメージがある
- 自立しないタイプが多く、床に置くと倒れやすい
- セキュリティ面で不安がある(開口部が閉まりにくい)
ジャケットとパンツのコーディネート(ジャケパンスタイル)やカジュアルなセットアップスタイルには相性が良いですが、フォーマルなスーツスタイルにはブリーフケースの方がおすすめです。
私はこちらを使っています。大容量ながら、肩掛けのしやすい長いハンドルが便利。
カジュアルすぎない雰囲気も魅力です。
![]() | 価格:49500円 |

4. ダレスバッグ
クラシックな形状が特徴的なダレスバッグは、伝統と格式を感じさせる逸品です。
メリット:
- 独特の風格があり、使いこなせると非常に格好良い
- 開口部が大きく開くため、中身の出し入れがしやすい
- 経年変化を楽しめるレザー製が多い
デメリット:
- やや重量がある
- 価格帯が高めのものが多い
- 若手ビジネスマンには少し格式高く見える場合も
スーツスタイルにこだわりを持ち始めた方や、個性的なアイテムを求める方におすすめです。上質なレザー製のダレスバッグは、長く使えば使うほど味わいが増してきます。
素材選びのポイント
レザー(革)製
高級感があり、経年変化を楽しめるのがレザー製バッグの魅力です。手入れをしっかりすれば10年以上使える耐久性も魅力です。
- 本革:上質で高級感があるが、重量があり雨に弱い
- 合成皮革:軽量で比較的安価、お手入れも簡単だが、経年劣化しやすい
ナイロン製
軽量で水にも強く、実用性を重視する方におすすめです。高級ブランドのナイロン製バッグも多数あり、ビジネスシーンでも浮きません。
- 軽い
- 撥水性がある
- 価格帯が幅広い
その他(ポリエステル、キャンバスなど)
カジュアルなビジネスシーンや、ベンチャー企業などではこういった素材のバッグも活用できます。ただし、フォーマルな場面では避けたほうが無難です。
実際の使用例
私自身は黒と茶色の2つのレザーブリーフケースをメインで使い分けています。
黒はフォーマルな商談やプレゼンテーションの際に、茶色はやや砕けた雰囲気の打ち合わせに使っています。
荷物が多い日や雨の日には、撥水加工されたビジネスリュックを活用しています。
特にノートPCや書類、手帳など仕事道具を多く持ち歩く際は、区分けしやすいポケットが豊富なモデルが便利です。ポケットの少ないバッグの場合、バッグインバッグが便利です。
注意点:ショルダーバッグのたすき掛けはNG
ビジネススーツに対してショルダーバッグをたすき掛けするのは避けましょう。以下の理由で非推奨です:
- スーツのシルエットが崩れて見た目が悪くなる
- スーツの肩パッドや生地に負担がかかり、型崩れの原因になる
- 特にテーラーメイドや高級スーツでは、生地の寿命を縮めてしまう
ショルダータイプを使用する場合は、同じ側の肩に掛けるか、手で持つようにしましょう。
選び方のまとめ
- 職場の雰囲気を確認する:先輩や上司がどんなバッグを使っているかチェック
- 用途に合わせて選ぶ:通勤のみか、客先訪問も多いか、持ち歩く物の量はどのくらいか
- 予算を考える:長く使うものなので、無理のない範囲で良いものを
- メンテナンス性を考慮する:特にレザー製品は定期的なケアが必要
まとめ
ビジネスバッグは、あなたのプロフェッショナリズムを表現する重要なアイテムです。
初めて選ぶなら、まずはブリーフケースを基本に考え、職場環境や個人のスタイルに合わせて他のタイプも検討するとよいでしょう。
品質の良いビジネスバッグは長く使えるため、デザインや機能性、そして自分のスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
最終的には、あなた自身が使いやすく、ビジネスの場で自信を持って持ち歩けるバッグが最適な選択となるでしょう。
コメント