「どこで買えばいいの?予算はどれくらい必要?」
「就活でスーツが必要になったけれど、何を買えばいいのか分からない」
「イオンとかユニクロで買ったらいいんじゃないの?」
困っている方、いらっしゃいますよね。
いままでの人生で、スーツの買い方、着方を教えてもらったことがないという方がほとんどだと思います。
基礎知識のないままに店に突撃し、店員の言うままにスーツを買う。
でも本当に似合っているのかどうかわからず、もやもや…
私は「くまを」と申します。
実のところ、私も同様の不安と後悔を長く抱えていました。
サイズの合っていないスーツと、ボロボロの革靴を履いて仕事に行く日々。
もともとスーツの知識がないことが苦手意識につながり、「よくわかんないけどこれでいいか」と思考停止していました。
その後、あるきっかけで自分のスーツスタイルを見直すことになりましたが、初心者の方の不安はいまでもよくわかります。
そんな私が、初心者の方が後悔しないスーツ選びのポイントを解説するのがこの記事です。
スーツに敷居の高さを感じている人も大丈夫。
超シンプルなポイントを5つに絞って解説します。
これを読めば、最初の1着で躓くことはありません。
目次
①スーツってどこで買うの?予算は?
スーツ専門店がイチオシです。豊富な在庫から選ぶことができます。
また、価格も比較的安価。
2着セットや2パンツスーツなどのキャンペーンを行っていることも多く、リーズナブルに数をそろえることもできるでしょう。
後述しますが、毎日スーツを着るライフスタイルの場合、スーツは1着ではなく数着をローテーションさせてください。
安価なものだと、1着あたり3万円程度から。
スーツ2着に加えてシャツや靴、鞄なども含めると、10万円程度は用意したいです。
もし一般的な体型から少し外れており、既製服が合わない、という方はオーダースーツも検討してみてください。
自分の体型にフィットするスーツを仕立ててもらえます。
オーダースーツは割高な印象がありますが、たとえばオンワード樫山が運営する「KASHIYAMA」では、初回購入に限り1着¥26,400でオーダー可能。
最短1週間でお届けということも相まって、気軽に試していただくことが可能です。
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イオンやユニクロのスーツも質は決して悪くありません。
ただし初めての1着にはお勧めしません。
なぜなら、スーツを専門に扱う店員がいないからです。
後述するように、スーツはサイジングが命。
採寸とサイズの提案ができる店員が必ず必要です。
②事前準備を!体に合ったシャツ
スーツを買いに行く前に、体に合ったシャツを用意しておくといいでしょう。
サイジングがあっているものです。
スーツを試着する際に、試着用のシャツを貸してもらうことももちろん可能です。
でも、体にフィットしていないシャツに合わせて選んだスーツは、意図したとおりのジャストサイズからずれてしまう可能性があるのです。
・第一ボタンを締めた際に、首周りに指一本分のゆとりがある
・カフス(袖先)がきちんと手首で止まる(腕時計が隠れるくらいの長さ)
ひとまずこの2点が合っていれば大丈夫。
購入先はユニクロがおすすめです。
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③最初はシンプルなネイビースーツ!
シャツを着て、お店に行きましょう。
最初の1着目は無地にしましょう。
柄ものを買ってしまうと着るシーンが限定されてしまいます。
オススメカラーはネイビー。合わせるシャツやネクタイを選びません。
④スーツはサイジングが命
スーツが大きすぎたり、きつすぎたりするのはNG。
ジャストサイズのスーツを選ばなければなりません。
が、スーツを着たことのないあなたがジャストサイズのスーツを選ぶのは至難の業ですよね。
ここはプロの力を借りましょう。
スーツ専門店であれば、専門のスタッフがいるはず。
その人に、一着目のスーツを探している旨を伝えてください。
プロの目で、ジャストサイズのスーツを選んでもらいましょう。
補足としてサイジングの目安も書いておきます。
・肩幅:ジャケットを着た状態で肩の先をつまめる程度(第一関節くらい)
・ウエスト:前ボタンを締めた状態で、お腹のところに手が入る程度のゆとりを持たせてください。
・ジャケット:着丈(裾の長さ)は、ぎりぎりおしりが隠れる程度。
・ウエスト:腰骨の位置で止まるように。ずり落ちるようだと緩すぎます。
・ヒップ:スラックスの太ももと尻の境目あたりの布をつかめる程度のゆとりが必要です。
※注意!もし見かけた店員さんのスーツ姿に違和感を覚えた場合は、別の店員さんにした方がいいかもしれません。サイジングに癖があったり、着こなしに妙なこだわりのある店員さんの場合、あなたのスーツ選びにも個性を発揮してくる可能性があります。
④これで失敗しない!袖と裾の長さ!
スーツを選び、試着します。
サイズに問題がなければ購入となりますが、ここで思わぬ伏兵が。
袖の長さ(袖丈)と裾の長さ(裾丈)を指定しなければならないのです。
専門店でスーツを購入する場合、裾や袖は未処理の状態です。
手足の長さは人によって異なるので、あえて切らずに長めに作っておき、購入の際にお直しをする、というのが一般的なのです。
でも、どれくらいの長さにしますか?といきなり言われても困ってしまいますよね。
くまをも昔やらかしました。
適当な長さでお願いした結果、袖と裾の長すぎる“ダルダル”のスーツが爆誕。
手足の短さが強調される結果になったのです。悲しいですね。
長さの正解は以下の通りです。
袖の長さ:シャツの袖が1.5cm見える長さ
裾の長さ:ビジネスシューズ(革靴)を履いた状態で、ハーフクッション(少し裾がたわむ程度)
です。
もうこれはそういうものとして覚えておいてください。
理由を詳しく知りたい方は、こちらを読んでみてください(リンク)
袖の長さは「シャツの袖が1.5cm見える長さ 」
裾の長さは「ハーフクッション」です。
これを店員さんに伝えてください。
⑤スーツは2着買おう
もしあなたが毎日スーツを着て就活をする、あるいは毎日スーツを着て出社することが決まっているなら、スーツは2着買いましょう。
なぜなら、スーツは連日着ることで、寿命が加速度的に短くなるからです。
1日着たらハンガーにかけて休ませ、次の日は別のスーツを着るようにしてください。
これは靴にも同じことが言えます。履いた後に湿気が十分に取れないまま同じ靴を履き続けると、急激に劣化し、ボロボロになって臭い始めます。
靴も2足持ちましょう。
番外編 スーツと合わせて買うものは?
・シャツ(毎日スーツを着るなら、シャツも洗い替えが必要です。数着用意しておきましょう)
・ネクタイ(最初は無地のシンプルなもので。ポリエステルは劣化が目立つので、できればシルク100%がいいです。意外とお勧めなのがユニクロ。低価格ながら品質は高いです)
・ベルト(黒の革製にしましょう。バックルが大きかったり目立つものは避けてください。ブランドロゴのバックルなんてもってのほかです。)
・鞄(最初は黒のブリーフケースにしましょう。リュックを使うかどうかの判断は、職場の雰囲気を見てからでも遅くありません)※リンク
・靴(黒のストレートチップまたはプレーントウ。本革製にしてください。2足は用意しましょう)※リンク
まとめ
最初はスーツ専門店で買うのがおすすめです。予算は10万円ほど用意しましょう。
信頼できそうな店員さんを見つけたら、基本的にはお任せするほうが失敗しにくいです。シンプルな無地のスーツを選ぶことと、袖・裾の長さの指定は忘れないでください。
ここまで読んでくださった方であれば、1着めのスーツ選びに失敗することはありません。まずはシンプルなスーツを楽しんでください。
そしてスーツに慣れていただいたら、自分のスタイル探しに挑戦してみてください。
このブログでは、これ以外にもビジネススタイルについての役立つ知識を発信しています。
是非オススメ記事も読んでみてください(リンク作成中)
ありがとうございました。
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